CY8CKIT-049-4xxxで書き込みが行えなくなった時の処置
CY8CKIT-049-4xxx Prototyping Kitの書き込み器側に乗っている石(USB Serial Bridge Controller(CY7C65211-24L))は実はいろいろな機能がついていて、単純にBootloader経由の書き込み以外に
- UART/SPI/I2C インターフェース(2機使える
- GPIO制御
- JTAG Controller
- CapSense (CapSenseをコンフィグした結果、ボタンのオンオフとしてGPIOにアサインできる
詳しくは USB - Serial Bridge Controller - Cypress に載っています。
今回はUARTをSPIやI2Cに変えていたら何故か*1仮想シリアルポートを認識してくれなくなり、Bootloader経由での書き込みができなかったことについての対処療法のメモです。
事の発端
普段書き込むBootloader Hostの画面です。どうやってもここに認識してくれなくなり、デバイスマネージャを確認しても認識されていない状況(不明なデバイスではなくそもそも存在しない)
試行錯誤したが
理由はわからず。何故デバイスが消滅したのかも不明
ついさっき復活した
復活した手順だけメモしておく。
C:\Program Files (x86)\Cypress\USB-Serial SDK\1.0\bin\USB Serial Configuration Utility.exe
を起動(存在しない場合は
USB - Serial Bridge Controller - Cypress
からUSB-Serial Software Development Kit (SDK)をインストール)
仮想COMポートだけ死んでいるのでCyUSBSerialを使ったアプリケーションは(自作の物も含め)動作できる。
さておきデバイスを開き、設定を初期化する
Restore Default Settingをクリックして設定を初期状態にする。
あとはデバイスに書き込んだ所、どういうわけか仮想COMポートが復活した...。
終わりに
次同じ現象が起きたら確実に特定するが、対処療法としては十分すぎたので以上。
*1:おそらく変えたことが直接起因しているものではなさそう