GR-SAKURA(Arduino)でオリンパスカメラのシャッターを制御する
研究室に転がっていたGR-SAKURAを使ってカメラのシャッター制御をしてみました。
やっている事自体はこの記事上ではArduinoと全く相違ないので、Arduino関連で見ている人も気を落とさなくても大丈夫です。
GR-SAKURAとは
ルネサスマイコンの乗ったArduino互換ボード。Webコンパイラを使って書き込みをするところが特徴
どこでも書けるとかそういうのが売りかと。USB接続するとマスストレージとして認識して、binファイルを書き込むと自動的に書き込んでくれるというすごいやつ*1
使い方に関しては公式ページを見ればほぼわかります。Arduinoを使ったことある人ならなおさら。
オリンパスのリモートレリーズ
これが高いので、今回はシャッター以外の端子も必要ないしとにかく楽をしたかったので
- 出版社/メーカー: ケンコー
- 発売日: 2010/06/24
- メディア: Camera
- 購入: 3人 クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
こいつを2本持っていたので1本ばらしたやつを使用*2
ともあればらすとボタンを押した時に、どう接触するかは簡単にわかります。
ケーブルの仕様
両方に接触するのがcommon、3.3Vくらいを出力してる
先に接触するのがフォーカス、commonを与えるとフォーカスし続ける
最後に接触するのがシャッター、commonを与えるとシャッターを開く
注意点
カメラ本体の物理スイッチと接続されているようで、本体でシャッターを切るとシャッター端子にcommon電圧がかかる
撮り終わってフォーカスをはなしたときに撮影終了となりプレビュー画面に遷移する
前回絶縁しなかったもんでうまく行かなかったので適当なフォトカプラで絶縁してこのような回路構成に
Fritzingすごいですね、GR-SAKURAですが気にせず行きましょう。ここまで制御が楽だと何でも行けそうですね。
あとはフォトカプラ入力部に信号を投げれば終了なので、
フォトカプラにはTLP521−4を使いました。
GR_SAKURAにはチップLEDが標準で4つ乗っていて、スイッチもあるので適当に使った感じです。
ボタンを押している間はフォーカスし続けて、離したらシャッターを切るだけです。
動かしてみた
こんな感じで動きます。連写もできるので
連写モードにして制御信号送ったほうが良さそう。
バルブ撮影も行けますね
まとめ
ひとまずGR-SAKURAのテストということでやりましたがWebコンパイラの動作が遅い、というか使いにくいとにかくこれだけです。
ついでにカメラレリーズについてまとめたので興味があれば。